麻雀読みの技術〜牌の危険度は当たる形の数に比例する〜
29,000点持ちの2着で迎えた東1局、2巡目に親リーを受けるも5巡目にをツモってテンパイし、––のどれを切るかという場面。
結果として切りのリーチを選択して放銃となりましたが、切りも悪くないと思ってます。
まず––のそれぞれの危険度について考えてみます。ここで是非押さえていただきたいのが『牌の危険度は当たる形の数に比例する』という理屈です。
の場合》
当たる形は両面1種類(1-4)、シャボ、単騎の計3種類
の場合》
当たる形は両面2種類(1-4,4-7)、シャボ、単騎、カンチャンの計5種類
の場合》
当たる形は両面1種類(4-7)、シャボ、単騎、カンチャン、ペンチャンの5種類
麻雀は両面で待つのが基本なので当たる形に重みづけし両面は2pt、その他は1ptとします。その上で危険度を数値化すると…
の場合》
2+1+1で危険度4pt
の場合》
2+2+1+1+1で危険度7pt
の場合》
2+1+1+1+1で危険度6pt
数値化すると,,の順で危険なことが分かりますがなぜを切ったのか、理由は2つあります。
①失点リスクが大きい
ドラがなのでは当たるとドラが絡み痛い失点になります
②当たる形を考えると危険度が下がる
が当たりになる形のうち、両面とカンチャンはが2枚見えの分可能性は低くなり、ペンチャンもが2枚見えてる分低くなります。
というわけで結果放銃とはなりましたが…、切りを選びました💪
何が言いたいかと言うと順子は端を切る方が基本安全ですが例外もあるということ。また、切る牌が当たりになる形をイメージすると見えてくる景色があるということです。
これを意識すると方銃を回避しながら攻めることができ、勝率も上がってくると思います。是非意識してみてください😃
★まとめ★
・数牌は真ん中より端牌の方が当たる形が少ない分安全
・ドラ傍の数牌は当たるとドラが絡む分失点のリスクが大きい
・切ろうと思う牌が当たりになる形を意識すると、その牌の危険度が少し見えてくる