【知らないと絶対損!】リャンカンチャンとカンチャン対子の優位性
麻雀を打っているとよく遭遇する打牌選択の1つにリャンカンチャンとカンチャン対子の選択がありますが、普段特に意識せずに打っている方は多いかもしれません。この2つを状況に応じて的確に使い分けれるようになれば確実に雀力はアップします。
リャンカンチャンとは

 の様な3枚でカンチャンの受け入れが2枚ある形、カンチャン対子とは
の様な3枚でカンチャンの受け入れが2枚ある形、カンチャン対子とは

 の様にカンチャンの片方が対子になった3枚の形を言います。
の様にカンチャンの片方が対子になった3枚の形を言います。
まず下の写真をご覧ください。

 トップ目で迎えた南2局親番、筒子の
 のリャンメンと、索子の
のリャンメンと、索子の

 のカンチャン対子のイーシャンテンから
のカンチャン対子のイーシャンテンから をツモって
をツモって 切りを選択した場面。
切りを選択した場面。
実はここで を切ってはいけません。
を切ってはいけません。 切りと
切りと 切りの差について考えてみたいと思いますが、まずそれぞれの有効牌の数を比較すると…
切りの差について考えてみたいと思いますが、まずそれぞれの有効牌の数を比較すると…
< 切り>
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– の4種14枚▶︎このうちピンフになるのは
の4種14枚▶︎このうちピンフになるのは ,
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の2種7枚
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– の5種15枚▶︎このうちピンフになるのは
の5種15枚▶︎このうちピンフになるのは の1種4枚
の1種4枚
 が場に1枚切られている分
が場に1枚切られている分 切りが1枚有利ですが枚数の差はほぼないと考えて良いでしょう。
切りが1枚有利ですが枚数の差はほぼないと考えて良いでしょう。
リャンカンチャンでもカンチャン対子でも捨て牌に左右されなければツモによる有効牌の数は変わりません。
ただし、 切りの場合は
切りの場合は ツモの3枚分ピンフになる牌が多いことが分かります。この3枚の差が大きいので今回の例ではリャンカンチャンに受ける
ツモの3枚分ピンフになる牌が多いことが分かります。この3枚の差が大きいので今回の例ではリャンカンチャンに受ける 切りが正解と言えます。
切りが正解と言えます。

 続いてこちらの写真、今度はピンフなしで が対子の場合(左が切れてますが
が対子の場合(左が切れてますが が対子です)。
が対子です)。
これならポン材を増やす方が上がりやすくなるので索子部分は を切ってリャンカンチャンに構えるより、カンチャン対子に構える方が
を切ってリャンカンチャンに構えるより、カンチャン対子に構える方が ,
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, でポンして手を進められるのでおすすめです。
でポンして手を進められるのでおすすめです。
リャンカンチャンとカンチャン対子の選択では『ピンフ狙いならリャンカンチャンの形に、ポンして鳴ける場合はカンチャン対子の形を優先する』と良いです。
細かい差ですがこういった小さなことの積み重ねが何十体局と打つ中で大きな違いを生むので重要になってきます。是非ポイントを押さえて使い分けてほしいと思います。
★まとめ★
両面とリャンカンチャン、両面とカンチャン対子のイーシャンテンの優劣は…
・ピンフ狙いなら前者
・鳴ける手なら後者がおすすめ





