平和系ヘッドなしの仮テンの有効牌は完全1シャンテン以上!
麻雀で狙う役の王道とも言えるメンタンピン。両面ターツや順子が揃ってピンフでリーチが打てると思いきや、最後までヘッドができずに短騎待ちになったという経験は誰しも一度はあるかと思います。
早い段階でヘッド候補を決めて最終的に短騎待ちにならないよう工夫する必要がありますが、意識していても最後までヘッドが決まらない場合もありあます。
私も時々がこれ結構焦りますよね…笑。でも実はこれ焦る必要はありません。今回は麻雀あるある平和系ヘッドなしの仮テンについて考察します。
こちらの写真は2着で迎えた東3局2巡目、テンパイしてかの短騎待ちリーチができる場面でとりあえず切りのダマを選択した場面。
単騎での則リーや字牌に変えてからの短騎リーチも否定はしませんが、『亜両面かノベタンになるまで待つ』というのがセオリーだと考えます。
実はピンフ系ヘッドなしの仮テンから亜両面もしくはノベタンのどちらかに手替わりする有効牌は非常に多いです。なので焦る必要はありません。写真の場合でどちらかの形になる有効牌を数えると…
,,,,,,,,,,の11種37枚もあります。
完全1シャンテンの有効牌が最大で6種20枚であることを考えればかなりの数と考えられます。
(例えばの形の完全1シャンテン▶︎有効牌は–,–,,の計6種20枚)
次順にをツモってリーチピンフドラ1のリーチが打てた場面。亜両面でリーチが打てたのは結果論ですが、感覚として平均2〜3巡くらいでこの形から亜両面かノベタンに手代わりします。
仮に萬子の部分がの場合でも有効牌は…
,,,,,,,,の9種31枚あります。
萬子の部分がで更に筒子のの部分がの場合の有効牌も数えてみると…
,,,,,,,の8種27枚まで減ります。それでも多いですがその場合は字牌短騎や純チャンタを狙いたいところです。
ピンフ系のヘッドなしで短騎のテンパイをすると最初は冷静でダマで待っていられても段々と焦って下手な短騎リーチを選択してしまいがちです。
特に麻雀格闘倶楽部をはじめネット麻雀ではツモる度にリーチボタンがピカピカ光るので要注意です。
亜両面かノベタンに変化する枚数は完全1シャンテンの有効牌より多いので冷静に手代わりを待ってほしいと思います。
★まとめ★
・平和系ヘッドなしの仮テンは『亜両面かノベタンになるまで』待つのがお勧め
・上記2つの形になる有効牌は完全1シャンテンの有効牌より遥かに多く、故に焦る必要はない