【第2弾】大逆転三麻卓の感想とポイントまとめ
先月の3月23日から始まった麻雀格闘倶楽部の新イベントである三麻大逆転卓。4月3日の昨日はその2回目を打ってきたので結果や感想、ポイントを記載したいと思います。
初回の記事ではこんなことを書いてました。
以下抜粋
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★三麻大逆転まとめ★
・ツモ上がりの点数2倍がとにかく大きい
・ツモられるより放銃した方がマシ
→全対局上がりに向かうこと必須
・オーラス子なら36,000点差、親なら54,000点差は逆転圏内
・出上がり5,200以上の両面待ちや変則待ちは出上がりを拒否してツモりにいくのも有効かも
・オープン立直は基本不要
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※初回の記事はこちらからご覧いただけます。
ツモ上がりの点数2倍が最大のポイントであるということは前回述べた通りなのですがその他のポイントも意識し、本当に成績が安定するのか検証しました。
自分でまとめた前回のブログを読み直してから今日の対局に挑みましたが何だか不思議な感じがしますね笑
目次
1.プレイヤー数と対局結果
2.感想と気づいたこと
①打点が見込めるならリーチしてツモる確率を少しでも上げる方が優秀
②出上がり見逃しの戦術はオーラス以外は意識しなくて良い
③オーブの移動数が大きいので2着で妥協することも大事
3.まとめ
1.プレイヤー数と対局結果
さてまずは新イベントである三麻大逆転卓をどのくらいの人がプレイしていたか見てみましょう。
土曜日で大会中ということもあり全体のプレイヤー数は2,204名と多めでした。そのうちイベントの参加人数は110名と全体の約5%。大会のスコアが加算されないので仕方ない部分はありますがそれでも少ないですね…😅、これから増えるといいですが…。
対局結果はご覧の通りでした。
14体局打って7-4-3。平均順位1.71で勝率は5割と絶好調でした!!!真珠も増えましたし、黄龍オーブもジャックポット等も合わせて18個増えたので大満足です。前回は4-3-4とトントンだったのでポイントをまとめた甲斐があったかと。
勿論、たまたま運が良かっただけということもあるので何とも言えない部分もありますが、前回まとめたポイントはあながち間違ってはいないと証明できたと言えるかなと思います。
黄龍レベル30にも到達しました!
黄龍レベル20に到達してからは強さを表す指標が主に真珠の数とグレードの2つになるのであまり黄龍オーブの増減は意識していませんでしが、レベル30の節目を迎えるとやっぱり嬉しいですね。
少し麻雀格闘倶楽部のベテランになった感じがします😄
2.感想と気づいたこと
今回2回目として大逆転三麻卓を打って感じたのは前回よりも周りがリーチに対して降りなくなったこと。
ツモられるより方銃する方が開く点数差が少ないことを多くの人が気づき、リーチしてもドラをバンバン切ってくるし、親リーに押したと思ったら安手の愚形である場面もチラホラ目立ちました。
逆に両面で打点も悪くないのにダマでしれっと上がっている方もいて、きっと今日がイベント卓初めてなのかな〜と感じました。
全体として改めて気づいたことは以下の3点です。
①打点が見込めるならリーチしてツモる確率を少しでも上げる方が優秀
②出上がり見逃しの戦術はオーラス以外は意識しなくて良い
③オーブの移動数が大きいので2着で妥協することも大事
順番に解説していきたいと思います。
①打点が見込めるならリーチしてツモる確率を少しでも上げる方が優秀
このゲームの最大のポイントはやはりツモにこだわること。普通ならリーチしない場面でもリーチしてツモる可能性を少しでも上げることが重要です。
例えば以下の場面です。
この対局自体はイベントではない通常の三麻サバイバルリーグになりますが、平場の東2局の3巡目に–待ちの亜両面でリーチした場面です。
ダマでもピンフ一通ドラ3の跳満と何とも恵まれた配牌ですが、ここでリーチするかどうかは意見が別れるかと思います。四麻であれば確実にダマですが三麻ならどうか。
正解はありませんが今回の三麻大逆転卓であれば鉄リーチです。
12,000の出上がりでも得点は申し分ないですが、リーチしてツモれば倍満の16,000-16,000で一気に勝負を決めにいけます。高い手であるほどリーチしてツモりに行く姿勢が大切です。
②出上がり見逃しの戦術はオーラス以外は意識しなくて良い
続いては前回の記事で有効かもしれないと記載した『5,200以上の両面待ちで且つ序盤の場合の上がり逃し』について。
今回それを自分で意識しながら対局に臨みましたが、結論として上がり逃しを戦術の1つとして取り入れる必要はないかなと感じました。
こちらは南ドラ3の満貫確定の両面待ちでテンパイした場面。トップの対面と3万点差以上あるのでここはツモのみに限定して欲張りたいところですがどこまで粘るか見極めるのが非常に難しいです…。
6巡目までは見逃して7巡目以降は出上がりでも妥協する、など一定の基準を設けても良いですが、どこまで粘るべきかは場面によって変わってきますし毎回毎回考えていては迷いが生じてミスしやすくなります。
7巡目に下家から鳴きが入ったのでここからは出上がりOKとするよう決めました。ただ、三麻なら4,5巡目でリーチが来たりダマで張っていたりしてもおかしくないので先ほどの場面でも出上がりOKで良かったかと。
また、この場面では出上がりの満貫でもオーラスを親で迎えることができる分トップを狙いやすくなります。上がり逃しをすれば点数上のリスクもありますし、ラス親を他家に取られるのも手痛いです。
総じて、逆転を狙うオーラスを除き、出上がりの見逃しは考えなくても良いかなと思いました。
続いてこちらは上家に親満の12,000-12,000とツモられて迎えた東2局7巡目、,–の変則3面待ちでリーチした場面。
変則3面待ちとは言えが2枚、が2枚、が1枚なのであまり期待できる待ちではありません。
出上がりの見逃しを戦術として特に意識しなければ普通に上がれば良いだけですが、下手に出上がりの見逃しを意識するとあまり良い待ちとはいえないこのような状況でもミスって上がりを拒否してしまうことも考えられます。
この場面に限らず攻めの選択肢を増やした分、対局中に考えることが多く大変でした😅
こちらは東1局5巡目にダブ東ドラ2で親満が確定した場面。序盤でしかも3面待ちなので上がり逃しをする気マンマンでしたがここも素直に出上がりした方が良いと思います。
当然ではありますが、先ほど述べた通り三麻は四麻よりも当然平均のテンパイ速度が早いので序盤であっても油断できません。
12,000-12,000の親満ツモで得られる点数と12,000出上がりで得られる点数差は12,000点。一方で12,000を見送りして他家に上がられたらそこでつく点数差は12,000点以上です。そういう意味で出上がりの見逃しはリスクが大きいと言えます。
また、上がれば次局も親番を継続できる点は大きいです。親満の12,000-12,000を上がられることは勿論、親跳ねの18,000-18,000を上がられると簡単に逆転されてしまういます。
親番を渡さないことは局全体で考えると点数上のメリットが大きいと感じました。
③オーブの移動数が大きいので2着で妥協することも大事
前回の記事では触れませんでしたが大逆転三麻卓の黄龍オーブまたは四神オーブの移動数は1位+2、2位+1、3位-3と通常の三麻の2倍以上です。半荘を打つのと同じくらいの覚悟で挑む必要があります。
ポイントは2位と3位で開くオーブの移動数の差で、2位と3位では4つも開きがあります。
四神マスターや黄龍レベル20以上でオーブの数にはこだわらない方は別として、そうでない方はトップを取る以外に2位を死守することも意識した方が良いです。
こちらは26,500点持ちのトップで迎えたオーラス、ホンイツトイトイドラ2で跳満が確定して13巡目に下家からが出るも見送った場面。
トップの上家との点差は19,100点、12,000ツモか上家から直撃でのみ逆転できるので見送ったわけですが、他家は2人とも黄龍なのでトップを取っても真珠は増えず黄龍オーブの増減もトップと2着で1つしか変わりません。
一方でラスを引けば黄龍オーブ-3、2着を取った場合に増える+1との差は4もあるので上がる方が無難でした。今思えば…笑
そして結果は…
上家に満貫をツモられラスに。黄龍オーブを3つ失って悔しい結果に.なりました..😂
こちらは33,700点差で迎えたオーラス、トップの対面との点数差は17,200点(リー棒込み)。カンをツモればリーチツモイーペーコーの6,000-6000でトップを取れる場面。
打っていた時は下家からも対面からの出上がりも見送る気マンマンでしたが、何だか違和感があります…。
ここでのポイントは対面は真龍で下家は黄龍ということ、つまりここで逆転でトップになっても真珠は増えません。下手に見送って下家に逆転されればこちらが真珠を失うのでそれこそ最悪です。
真珠が増えない場面では下手にトップを狙わず2着で妥協するのもポイントかと思います。
3.まとめ
リーチすると他家が警戒する分上がりづらくなることは麻雀で当たり前ですが、このイベント卓では例外としてそれが当てはまりません。
くどいようですがツモ上がりの点数が大きい分他家もツモられまいと攻めにくるので、こちらも積極的にリーチすることで勝率アップに繋がると思います。是非意識してみてください。
★ポイント★
・一番重要なのは基本はリーチして強引にツモりにいくこと
・出上がり見逃しの戦術は以下3つの理由からあまりおすすめできない
1)攻めの選択肢が増える分迷いが生じ、ミスしやすくなる
2)三麻は序盤で誰かが張っていてもおかしくない
3)上がって親番を他家に与えないことは対局全体で見ると点数上有利
▶︎オーラスやここぞという時だけ使う方が良い
・オーブの移動数が通常の三麻の倍、特に2着と3着の差が4と大きいので2着で妥協することも大事