麻雀強者に共通する守備意識の高さ〜終盤のドラ傍切りは警戒すべし〜
麻雀が強い人に共通しているのが守りがしっかりしていて方銃が少ないということ。特に中盤の7巡目以降は上がりに向かいながら他家の動きを警戒し、状況によっては自分の上がりを捨ててでも振り込みを避けることが重要になってきます。
また、ドラやドラ傍は振り込んでしまった場合に他家の手牌にドラが絡むので大きな失点になりやすく注意が必要です。以下の写真をご覧ください。
2着で迎えた東3局13巡目、切りでテンパイの場面で切りの降りを選択した場面。
ここで意識しなければいけないのはドラ傍のは当たれば大きな失点になるということ。
筒子が場に高く上家も対面も混一の可能性がある状況なので、満貫に止まらず上家ならホンイツトイトイドラ2の跳満、対面ならチンイツドラ2の倍満まで想像できます。
親とは言え愚形の3900で押すのは上がって得られる点棒と連荘のメリットよりもリスクの方が大きいです。
満貫を上がるのも振り込むのも動く点数は同じ。『自分の上がりを捨ててでも他家の上がりを防ぐ』という戦術が雀力アップのために必要になってきます。
親だと打点や待ちの形に関係なくつい押したくなりますが、親でも場の状況を的確に見極めて上がりを諦める打ち手が強いです。是非意識してみてください。
★まとめ★
・ドラ傍はドラが待ちに絡むので振り込むリスクが大きい(特に終盤の13巡目以降)
・終盤13巡目以降は『自分の和了りを捨ててでも他家の和了りを防ぐ』という心構えも大切
・親でも降りるという選択肢を持つことが大事