オーラスはドラが出やすい？！無理な待ちでも積極的に攻めるべし

　オーラスは各々が着順を意識して思い思いの麻雀をします。面前派の人が上がりトップなので通常では鳴かないところを平然と2鳴き3鳴きしたり、守り重視で無理に攻めない人が２着浮上の条件が5200以上なのでドラ単騎や表示牌のカンチャンで即リーしたりと。

今回そんなオーラスで是非押さえておいてほしいのが『オーラスは通常の局面よりドラが出やすい』ということです。

よほど着順がハッキリ分かれている場合を除いて全員が上がり重視で来るため、中盤以降でも不要であれば平気でドラが切られます。

何故オーラスでドラが切られやすいかと言いますと、守った挙げ句ツモられて逆転されるくらいならリスクを承知で果敢に攻めにいく方がプラスになることが多いからです。

今回はそんなドラを切ってでも攻める場面が発生しやすいオーラスの打牌選択について記載します。

　上の写真は平場で迎えたオーラス5巡目、ドラのとのシャボリーチを選択した場面。

中張牌のシャボで一方はドラ。両面変化が,,,と4種あるため、上家が2鳴きとはいえ通常の局面であればダマで両面変化によるピンフ手代わりを待つ方が無難かもしれません。

但し先にお伝えした通りオーラスはドラが出やすいという特徴があります。特にこの平場であればドラを気にせず全員が上がり重視で攻めてくる可能性が高いと思われます。両面変化を待つより早さで勝る則リーがおすすめです。

　こちらはトップ目で迎えた南1局６巡目、南1局ですが対面の親が3,300点持ちで飛びそうなので実質オーラスになる可能性も考慮しながら戦う場面です。

カンか、ドラのとのシャボでのリーチの選択で後者を選択。ここで重要なのが自分がリーチしたら他家がどう動くかという視点です。

親は全ツッパで来ますしそれを見越して1位を狙うなら上家も、連対狙いなら下家も降りません。

（上家は四神マスターなので恐らく1位狙いで攻めてきます。麻雀格闘倶楽部では2位と3位では得られるオーブの数が2つ変わるので下家も連対狙いで攻めると思われます。）

上がりやすさに大きな差がなければ高め跳満まで期待できるドラ含みのシャボの方がおすすめです。

　また、ドラ含みのリーチはドラのツモ切りがない分追っかけリーチを受けても失点のリスクを最小限に抑えられるというメリットがあります。こちらも覚えておくとどこかで使えると思います。

『オーラスはドラが出やすい』と意識すると攻めの選択肢が広がりますので是非意識してみてください。

★まとめ★
・オーラスはドラが出やすい
・それ故にドラ含みの愚形待ちも有効