実は悪くない?!カンチャン一盃口の即リーチが優秀な理由

 今回は麻雀あるあるのカンチャン一盃口(二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国のような形)について考察します。カンチャン一盃口は愚形待ちなのでダマで決め打ちする方も多いと思いますが、実はそんなに悪い待ちでもありません。

カンチャン一盃口の即リーを攻めの選択肢として取り入れると、打点アップや上がり率上昇が見込めるので是非最後までお付き合いください。

カンチャン一盃口が優秀な理由と、余談としてカンチャン一盃口にまつわるエピソードをご紹介します。

目次
1.カンチャン一盃口が優秀な理由
2.カンチャン一盃口にまつわるエピソード
3.まとめ

1.カンチャン一盃口が優秀な理由


まずはこちらをご覧ください。36,800点持ちのトップで迎えた南1局親番5巡目、カン六筒:麻雀王国のリーチを選択した場面です。

ダマで7,700の愚形待ちなので「リーチよりダマが優秀では?」と思う方も多いかもしれません。ですがカンチャン一盃口は愚形の割に上がりやすいという特徴があります。

今回の場合、待ちの六筒:麻雀王国の隣となる五筒:麻雀王国,七筒:麻雀王国を2枚ずつこちらが持っているので、他家の手牌に六筒:麻雀王国があれば不要牌として切られる可能性が高いです。

他家が全員降りれば別ですが、簡単に降りないとすると出上がりもそこそこ期待できるということになります。

 また、カンチャン一盃口が優秀な点とは別に以下2つの理由でリーチとしました。
1)トップの親とは言えまだ南1局、強引に12,000を狙うべき
2)対面が早いか萬子のホンイツ模様なので足止めすべき

1)トップであるものの2着の下家との点数差はわずか5,400点、ここで7,700と上がってもトップを維持できる可能性は高いとは言えません。5巡目の早いリーチなら愚形でもツモれる可能性が十分あるのでリーチとしました。

2)対面が東:麻雀王国を鳴いて中張牌を多く切っているので早いか萬子のホンイツと思われます。真っすぐ手を進められて流されるもしくは大物手にされると厄介なので、足止めするという意味で即リーも優秀だと考えました。



 今回の様に中寄りの456だと微妙ですが、端寄りの2,3(7,8)のカンチャン一盃口だと山読みの面でもツモ上がりが期待できます

例えば以下のような手牌で考えてみます。
東1局北家5巡目 ドラ西

五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ三索:麻雀王国

二索:麻雀王国は場に1枚も切れていないとします。

ここでリーチするかしないかは別として、一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国が自分の手牌にある→他家にとって二索:麻雀王国は不要なので序盤に切られやすい→テンパイ時に二索:麻雀王国が河に1枚もない→山にある可能性が高い、という理屈が成り立ちます。

 カンチャン一盃口はリーチすれば2,600確定、ドラやタンヤオが絡めば5,200確定、リーチと一盃口のみでもツモって裏1で満貫になります。

愚形待ちであることに変わりないので全部即リーするのは微妙ですが、『普通の愚形待ちよりは上がりやすい』ということを意識すると攻めの幅が広がると思います。👍

私は以下のように使い分けています。
・端の2,3(7,8)のカンチャン一盃口は出上がり2,600でも先制に限り即リーチ
・出上がり5,200になるなら迷わず即リーチ(ツモか裏1で満貫狙い)
・親なら即リーチ(周りが降りやすい分ツモが期待できる、2,000オールでも十分)

2.カンチャン一盃口にまつわるエピソード

 今回記載したカンチャン一盃口が優秀な理由ですが実は知人から教わったものです。学生時代に雀荘で働いていたことがあるのですが、社員とアルバイト合わせて15人前後のメンバーの中で1番稼いでた先輩が当時こう言ってました。

先輩:「カンチャン一盃口は全部即リーでいいよ。隣の数牌2枚ずつ使ってると当たり牌は余剰牌として出やすいから。どうせリーチしてもお客さん降りないし」
私:「知らなかったです!じゃあ今度から僕も即リーします!」

結果を出してる先輩の言うことだったので当時純粋だった私はそのまま真似しました。その結果、成績は逆に下がりました…。笑

 確かにその先輩が言った通り当たり牌の隣2つの数牌を計4枚使うことになるので他家から出やすくツモも期待できることは確かです。でも愚形であることに変わりはないので本命のタンピンドラドラ等の勝負手に追っかけられたら当然痛い目を見ます。

多分その先輩にとってカンチャン一盃口の即リーが有効だったのは周りが降りてたからだと思います。麻雀が強い分お客さんからも一目置かれていてのでその先輩のリーチは自然と他家から警戒されていたんでしょう…。

一方で私はと言うと15人中下から3番目くらいの強さだったのでリーチしても周りは降りず、本命の追っかけリーチを喰らって放銃するケースが多かったんだと思います😅

それからカンチャン一盃口は全部即リーとするのではなく自分なりのアレンジを加え、先ほど紹介したように打ち分けるようになって現在に至ります。

 当時の事例から学んだことは麻雀の強さというのは、押し引きの基準、打点か上がり重視かといったスタイル、牌効率、読みの精度など多くの要素が合わさった全体のバランスとして成り立っているということ。

なので先の例で言うと、強い人の打ち方を部分的に真似しても、却って自分の麻雀の全体バランスが崩れて逆に弱くなることもあるということです。

皆さんも戦略本を読んでプロが言っている理屈を理解し、真似してみたら成績が一時的に落ちたということないでしょうか。やはり強い人の打ち方が参考になるかは、実際に打って自分に合うかどうか肌感覚を掴まないと何とも言えない部分があるということですね😅

他人の打ち方を実戦で使って成績を上げるには、自分自身の全体バランスとの兼ね合いを見ながらアレンジを加えることが大切なのかもしれません。そんなことを学んだ学生時代のエピソードでした。

3.まとめ

 今回ご紹介したカンチャン一盃口は愚形待ちの割には上がりやすいという特徴があるものの、どう使い分けるか正解はなく難しい部分もあります。

ですが、カンチャン一盃口のリーチを攻めの選択肢に加えることで打点アップも上がり率上昇も見込めます。推奨する打ち方を記載しておりますが、是非自分なりのアレンジを加えながらカンチャン一盃口の即リーを活用してほしいと思います。

ひとまず『カンチャン一盃口はそんなに悪くない待ち』ということだけでもご理解いただければ幸いです😃



★ポイント★
・カンチャン一盃口はテンパイ即リーも悪くない
・特に2,3(7,8)の端寄りのカンチャン一盃口は優秀

★推奨する打ち方★
・端の2,3(7,8)のカンチャン一盃口は出上がり2,600でも先制に限り即リーチ
・出上がり5,200になるなら迷わず即リーチ(ツモか裏1で満貫狙い)
・親なら即リーチ(周りが降りやすい分ツモが期待できる、2,000オールでも十分)



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