【麻雀初中級者必見!】勝つために最も重要な勝負手の作り方
麻雀で強い人における特徴の1つとして打点が高いことが挙げられます。鳴きが上手くて上がり率重視の強い人も、要所要所で満貫以上の勝負手を作っています。
上がり率もテンパイスピードもそこそこ高いのに成績が安定しない場合は打点を重視すると勝率アップに繋がるかもしれません。早さより打点を意識すべき場面について見ていきたいと思います。
こちらは親で迎えた東1局5巡目、を切れば–待ちの亜両面でリーチが打てるものの切りを選択した場面。
親の先手なのでここで則リーも有りだと思いますが、低い手ばかりで上がってもトップは取れません。この場面ではを切ることでピンフと一盃口が望め、ドラのか,ツモで更に満貫まで期待できます。
最終形が両面で且つ打点がアップする有効牌の枚数を数えてみると…
,,,,,,の7種23枚
ダマにするのに十分な数と言えます。対局中に有効牌の枚数を正確に数えるのは難しいですが、連続した順子が多い時は有効牌が多いと機械的に覚えてしまうのも良いかと思います。
今回のように2翻以上の打点アップが見込める時は安易にリーチせずにダマで機が熟すのを待つことも大切です。勿論、場の状況によっては打点より早さ重視で局を流す方が良い場面もあります。
ただ、テンパイしてから自分の手牌がどこまで伸びるか(打点が上がるか)考えられずに即リーしてしまう打ち手は弱いと思ってください。
将棋の強い人は何十手先まで見通してどう打つか決めますが、麻雀の強い人も同じで彼らも先のことまで考えて打牌選択をしています。
是非リーチを打つ前に自分の手がダマにしてどこまで伸びるか考える癖をつけてみてください。それだけで雀力は確実にアップするはずです。
何故上がり率より打点が重要なのか、明確なデータはありませんが打点よりスピードを重視すると知らず知らずのうちに高い手の仕上がりを逃すことが多いからだと思います。
今回の場合も即リーすればリーチのみで打点は1,300の親で2000点ですが、1巡又は2巡待つだけでリーチピンフイーペーコードラ1まで伸びる可能性があり親満で打点は12,000点です。
2,000点で上がって次局も自分が上がれる保証はありません。それならばこの1局にかけて高い手を狙う方が無難です。麻雀は4人(三麻なら3人)でやるゲームなので上がれるのは4回もしくは3回に1回です。
自分に手が入ることもあれば他家に手が入り何もできないこともあります。少し待って打点アップが望めるなら積極的に勝負手を仕上げていきましょう!
★まとめ★
・2翻以上の打点アップが期待できるなら則リーよりダマがおすすめ
・リーチを打つ前に自分の手がダマにしたらどこまで伸びるか考える癖をつけると麻雀が強くなる
・連続した順子が多い時は有効牌の数が多い