今日の一打(三麻)/ノミ手リーチも有効なケース
麻雀でトップを取るためには早さより打点を重視し勝負手を作ることが必要なのですが、ノミ手も有効だったケースについてご紹介します。
こちらは東1局7巡目、ピンフ一通イーペーが見える形から切のリーチを選択した場面。一見センスのないリーチに見えますが悪くはなかったと思っています。ここで注意したいのが三麻はホンイツ狙いに固執しすぎると上がり率が下がって勝率が下がるという点です。
特に7巡目以降はいつ他家からリーチがかかってもおかしくない状況なので面子崩しや両面ターツ落としは勿論のこと、カンチャンやペンチャンターツ落としもよほど点数状況が厳しい場合を除いておすすめしません。
切の仮テンにした場合有効牌はピンズ,以外の7種、それぞれをツモった時の待ちは以下の通りです。
→切の–待ち
→切の–待ち
→切の–待ち
→切の–待ち
→切の–待ち
→切の,待ち
→切の,待ち
いずれも一通にはならず打点も期待できないため、ピンズをツモったらチンイツかソーズの縦引きを期待してソーズを崩すと思います。そうなると早さは期待できず、有効牌4枚の切リーチも有りだったかと。
勿論ドラが見えない状況で他家が降りないのは間違いないですが、先制リーチをすることでベタ降りせずとも回ってくれる可能性もあります。打点アップが見込めないなら三麻本来のテンパイ即リーのメリットを活かして攻めにいくのも戦術の1つです。
★学んだこと★
・打点アップが期待できないならノミ手の即リーが有効なこともある
・ノミ手リーチはドラが他家にあるので逆襲が来ることは覚悟しておくべき